宮沢賢治童話集 第三弾

世界文化者より刊行された「宮沢賢治童話集 第三弾」の挿絵を担当。

本作は、第一弾『宮沢賢治童話集　注文の多い料理店・セロひきのゴーシュなど』、第二弾『宮沢賢治童話集　猫の事務所・銀河鉄道の夜など』に続く、賢治童話第三弾です。

病床に伏した賢治が理想の生き方をうたった詩「雨ニモマケズ」をはじめ、権力に対する人間の愚かさを描いた「貝の火」、近代化への警鐘を鳴らした「月夜のでんしんばしら」、そして「風の又三郎」などの名作6話を収録。
「風の又三郎」は、「銀河鉄道の夜」と同じく未完の作品で、賢治が逝去した翌年1934年に発表されました。

宮沢賢治は、1896年に岩手県花巻市に生まれ、10代の頃から短歌を書き始め、 詩や童話の創作活動をしながら農民の生活の向上のために尽くしましたが、1933年急性肺炎のため、37歳の若さで永眠しました。2023年は、没後90年にあたります。

巻末には各話の解説を貴重な写真とともに掲載しています。シリーズの美しい装丁は阿部美樹子さん。漢字はすべてふりがな付きで、子どもから大人まで繰り返し味わえる一冊です。読むたびに自己と向き合う時間を届けてくれる宮沢賢治の世界。どうぞお楽しみください。


刊行元 : 世界文化社
https://www.sekaibunka.com/


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これまでの100年、この先の100年へ。
「100年読み継がれる名作」シリーズより

「宮沢賢治童話集 第三弾」
雨ニモマケズ・風の又三郎など』

絵・日下明　@akirakusaka_official
監修・小埜裕二
装丁・阿部美樹子

【収録作品】
雨ニモマケズ【詩】／祭りの晩／月夜のでんしんばしら／貝の火／まなづるとダアリヤ／おきなぐさ／風の又三郎

＊「風の又三郎」と賢治の世界
＊年譜
＊解説（小埜裕二／上越教育大学教授）
・大判ソフトカバー、全176頁。注釈付き。


出版社 ‏ : ‎ 世界文化社 (2021/12/22)

発売日 ‏ : ‎ 2023/12/23
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 176ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4418238514
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4418238514
寸法 ‏ : ‎ 24 x 18.5 x 1.5 cm
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